[TechCrunch Japan]2011年6月21日の記事より
『ICANN、トップ・レベル・ドメインに企業名、都市名などを認めると採決。申請は2012年1月12日より。』ICANNの委員会で、新たなgTLDが認められることなりました。
3年前に発案されたものです。
今回の拡張により、TLD(Top Level Domains)に企業名、組織名、そして都市名などをドメインエクステンションに利用出来るようになります。
例えば、.ADIDAS、.HOTEL、.BRUSSELS、.FACEBOOKなどといったものが登場してくることになるでしょう。
新たなgTLDの申し込みは、2012年1月12日から受付となり、同年4月12日に締切りとなります。
なんだかすごい事になりそうですよ!
私は何だか胸騒ぎがしますケド~~(~o~;)
【プチ解説】(
IT用語辞典 e-Wordsより)
●トップレベルドメイン(Top Level Domain)(TLD)とは?
インターネットで使われるドメイン名は ”.” で区切られた階層構造をしているが、”com” や ”jp” など最後尾のコードをTLDという。
全世界の人々にサブドメイン名を取得する権利があるgTLD(商用を表す ”com” など)のほか、国別のccTLD(日本を表す ”jp” など)がある。
国別のTLDは、ISO 3166として規格化された2文字のコード体系に基づいて割り当てられている。
インターネットの歴史的な事情により、米国政府機関を表す ”gov”、北米の4年制大学を表す ”edu”、米軍を表す ”mil”、北大西洋条約機構関係機関を表す ”nato”、国際機関を表す ”int” など特殊なものもある。
●gTLD(generic Top Level Domain)(ジーティーエルディー)とは?
インターネットで使われるトップレベルドメイン(TLD)のうち、全世界の人々にサブドメイン名を取得する権利があるもの。
ICANNが管理を行い、ICANNが認定した世界中のレジストラと呼ばれる業者が割り当て業務を行っている。
商用を表す「.com」、ネットワークを表す「.net」、非営利団体を表す「.org」の3つ(実際は登録する組織に制限はない)が伝統的に用いられていたが、企業専用の「.biz」、汎用の「.info」、個人専用の「.name」などの新しいgTLDが2001年に運用開始されている。
●ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)(アイキャン)とは?
インターネット上で利用されるアドレス資源(IPアドレス、ドメイン名、ポート番号など)の標準化や割り当てを行う組織。
IANAの後継にあたる民間の非営利法人である。
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